お店はつぶれる。
お客さんが来るのは自分のことを好きやからと思ったらダメですね。
嫌いなママさんの店には行かないと思うけど、ちょっとちやほやされてその気になると、とんでもないことになるからね。
それがママさんの気苦労なとこですね。
それとママがお客さんと飲み歩いたらダメですね。
ママに会いにお客さんは来るのやから、営業時間はお店にいることや。
誘われたら行かなダメと思わなくて良いから。
たまにはお客さんを断る勇気も必要です。
やっぱりそろばんはじける人やないとダメですね。
金儲けは訓練ですからね。
ボトルは客のもの
ボトルはお客さんが来なくなっても置いといてほしいね。
永久保存ですね。
お客さんは覚えてるものです。
転勤になって行きつけの店に通わなくなっても、フラッとまたその店にやってきた時に、自分のボトルが置いてあったら嬉しいものです。
人のボトルから飲ませるというのは絶対にやめてほしいですね。
この前入った店であったけど、お客さんの目の前で堂々と人のボトルから出して飲ませるんです。
こういう店にはもう二度と行かないとこと思いましたね。
カウンターの外は遊び、中は仕事
女の子はお酒は飲まない方が良いですからね。飲む子は全部失敗する。
飲むと計算が出来ないようになるからね。で、お店には計算出来る子が1人はいてないとダメですね。
全員がみんな酒飲んでたら、そんな店はダメです。そういうことを注意書きで書いておくのも良いですね。店をするのは仕事やから。
カウンターを境として、カウンターの外は遊び場、中は仕事場なわけです。
それをきちっとけじめをつけないと失敗する。
要するにプロ意識が必要ですね。
人は感動を求めている
人は変化を求める生き物です。
どんなにおいしいステーキでも毎日食べていたら飽きてしまう。
ステーキはもういらない、今日はお茶漬けが食べたいなと思いますよね。
それと同じで、どんなにおいしいメニューがあって、愛想の良い女の子がおってもいつも同じでは飽きられる。
次々と新しい店ができるから人の目はそっちに行ってしまう。
だから、ちょっとした変化があることが必要ですね。
新鮮さや。
店の小物を変えてみるとか、変わったつまみを作ってみるとか、女の子やったら、髪形や化粧を変えてみるとか。
おまけを作るとか、くじを作るとか、イベントなんかを計画するのも良いことですね。
人は感動をもとめてるからね。
マンネリに陥るのが一番こわい。
お客さんに「あれ?」と思わせることや、
ワクワクさせることですね。
ワクワクの材料はいっぱいあるから、困らないです。
あっちこっち好奇心を光らせることです。
何か新しいものがあると、次は何があるやろとお客さんは期待してくるようになるものです。
また、人は光ってるものに目がいく。
3軒店が並んでて、1軒だけ入ろうかという時、どの店を選ぶか。
店の作りや値段で決めるということがあるやろうけど、もし同じ値段なら、人は光ってる店に入るやろうね。
光ってるというのは、何かがありそうや、と思わせる店のことです。
他にない何か、店の構え、キャッチコピーや店の名前、おしゃれな雰囲気、そんなものですね。
街を歩いてても人だかりがあると、人は寄って見に行きたくなる。
きれいな宝石が並んでいるとのぞいて見たくなる。
どっかに熱気があると人は集まるものです。
熱気というのは、スナックの場合、店主の心意気ですね。
今日はこのへんで!
今日も読んでくれて、おおきに!
ありがとう!
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