スポンサーリンク
人に店を持たせてもらって商売するのは全部失敗している。
自分のお金を使わないので必死さがないからです。
もっとお金にがつがつしないとダメです。
でも、それを見せたらダメです。
たとえば、店を閉めるようになってから来る客があると、その客が次に来てくれるかどうかというのは、その時の対応で決まるわけです。
2時くらいまでグタグタ言うのを聞いてもらえたら、また次来ようかと思うかもしれないですね。
かと言ってダラダラ朝までというのは身体がもたないから、どっかで区切る手を考えないとダメですね。
金があったら遅くに来たお客さんは断りますからね。
うちの店1時までです、と言うわけです。
金がなかったら次に来てもらおうと思って1時半まではがまんするかわからん。
そこのところの違いです。
がんばる気持ちにさせるのはハングリーさですね。
何が何でも食いついたろという負けん気です。
クラブ、ラウンジは女の子がそこそこいっぱいいてるから、時間がきたらさいなら、ってできるけどね、客もわかってるから。だけどスナックは違うからね。優しくしてくれたら、次絶対に来る。
おなじ断る場合でも優しく言ってくれたらわかりますね。
すみませんけど、うち1時までなんで、あと約束してるんで堪忍して下さいね、言ってね。

いづみ
でもそれでダラダラすると遅い店になるんです。売上にならん、しっかり飲んできて、もう飲めないお客さんが時間だけダラダラいることになるんです。だから他の店より早くあけて早く閉める。そしたら例えば3軒行く場合、1番はじめに寄ってくれるんです。みんな七時、八時開店でしょう?せやから四時ごろにあけるんです。それでちょっとお腹の張るものをおいておけば、居酒屋に寄る前に寄ってくれるんです。またその逆もあるんです。朝方までやってる店。それは店をひけた水商売の人が、お客さんを返すわけにもいかないし、自分の家で飲ますわけにもいかない時なんかに、その人を連れてそこへ行く。どういう店にするかを、お客さんにひきずられんように考えることが大事やね。

スポンサーリンク

寄り道感度が客を招く

水商売の立地は職場と家庭の中間地点が最適ですね。
また店舗の集まる繁華街が良いです。
お店が集まって集積の威力を発揮する。
今夜は飲もうという目的を持って人が集まるからね。

繁華街…店舗が集まっているから集客力が強い。飲もうということでこころ積もりをして集まるところ。水商売の店が集積しているから”はしご酒”の習性が成り立つ。
ビルの場合は物を販売する店は1階が最適だが、スナックは必ずしもそうではない。
1階は寿司屋や居酒屋、地階や2階以上は小規模店というのが最良。

ベッドタウン…街自体には集客力はない。店舗周辺の住人がターゲット。規模や業態さえ間違えなければ、堅実で安定した売上と利益が見込める。夫婦や、家族連れでちょっとおいしいものを、といったお客さんが多い。注意しなければならないのは、近くの住民とのトラブル。立地によっては、カラオケはやめたほうがよい。

沿道…幹線道路を使ってアクセス出来るお客さんだけが対象。駐車場の規模の問題がある。車利用客が多いので、アルコールメニューを持たない。ということは客単価に限界がある。

オフィス街…オフィス街は最悪。仕事の引力が強すぎて、お客さんのストレスが解消できない。家賃が高い上に、営業可能時間が短い。社用接待は減少している。

大都市より地方都市が有利。

理由は家賃、人件費が安い。その割に顧客が支払う料金はさほど差がないですね。ビルで開業したら、ビルに客が来る。宗右衛門町あたりで、前の通りをたくさん人が歩いてても、みんな上がってくるか言うたら、そうではないけど、ビル自体が飲み屋さんばっかりやったら、集まる人は飲もうという目的もって来るからね。
みんながそんなお客さんをつかんだらええわけや。うちのビルではお店によって値段にそんなに差はないからね。
片方五千円で片方五万円のぼったくりな店はないんですわ。
カウンターだけではぼったくれないですからね。
兄ちゃん、良い子がおるで五千円、言うて入ったら帰りは五万円という店が結構あるけど、うちらのレジャービルにはそれはないね。

 

 

 

いづみ
地元の人相手では、ぼったくりは通用しません。素人の人はスナックするんやったらミナミかキタが良いって思うんですよ。そしたら実際自分がミナミを歩いたときに、ミナミの繁華街の中で、知らん店に入ってみる?って聞くんですよ。目的がなかったら入れないでしょう?だけど地元の方のスナックビルやったら知らんお店でも入れるでしょうって言うんです。ぼったくられる心配がないから。だから、これからお店しようかという人は、ミナミの真ん中とかではないほうがお客さんは拾えますよ。
お知り合いが来てくれるのは、初めのうちだけやから。
そこからどう広がっていくかですね。なんといっても、口コミが1番強いですからね。


 

今日はこのへんで!

今日も読んでくれて、おおきに!

ありがとう!

 

続きは下のリンクから

あんたかてママ⑨へ

 

このQRコードは「omizunodaigaku.com」のブログです。

QR Code
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事